人前で 暑くもないのに滝のような汗が出ることありますか？
「多汗症（たかんしょう）」とは、通常よりも発汗が異常に多く出ることを指す総称です。
通常 汗というものは 外気温が高い場合や 激しい運動を行なった際に 体温調整に必要な分が汗として発汗するものです。
「多汗症」と呼ばれる疾患は この体温の調整分よりも 体の部位からの発汗が異常なほどの量が出てしまい、日常生活に支障をきたす程の過剰発汗があることを指します。
今回は この多汗症の種類について調べてみることにします。
多汗症の種類は 意外と多い
一般的に「多汗症」と呼ばれる症状は、人よりも異常なほどの汗が出てしまうということです。
ひとくちに多汗症といっても 様々な原因があり、汗が大量に出る要因には 大きく分けて 以下のような種類が挙げられます。
多汗症の種類
- 精神的多汗症
- 味覚性多汗症
- 二次性多汗症
精神的多汗症とは？
「多汗症」で 一番多い症状とされる「精神的多汗症」は、ストレス（不安）や緊張によることから発汗します。
人間は ストレス、緊張、不安を感じることで 「交感神経」が活発になるとされており、「精神的多汗症」の症状がある方は、この「交感神経」が 一般的な人よりも とくに敏感で、汗腺の働きが異常に活発となり 尋常な量の汗が出てしまいます。
汗が出ることに恐怖を覚える「発汗恐怖症」
タチの悪いことに、 一度 人前で 大量に汗が出てしまい恥ずかしい経験をした方は 特にその恐怖を覚えてしまってるので 更に不安を感じてしまい 別名「発汗恐怖症」への負のスパイラルに突入し 一向に改善がなされません。
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味覚性多汗症とは？
多汗症の分類には「味覚性多汗症」と呼ばれる症状もあります。
人間は 正常な人でも 辛いものや 熱いものを食べたりすると 汗が出ますよね。
味覚性多汗症の方は 刺激物を食すると さほど辛くなくても 中枢神経が刺激され 過剰に発汗作用が出てしまいます。
味覚性多汗症は カレーのようなスパイス系や キムチ系は勿論のこと、わさびのように鼻にツーンとくる食べ物でも 異常発汗されたりします。
食生活を改善することで和らぐことも
味覚性多汗症の方は、たばこやコーヒーをよく飲む人、そして肥満体型の方に症状が現れやすい傾向です。
ニコチンやカフェインは 中枢神経興奮剤が大量に含まれているため 過剰に摂取すると発汗が促されます。
バランスのとれた食生活や適度な運動を行うことによって、味覚性多汗症は 和らぐこともありますので 心当たりのある人は 食生活の改善も行ってみるのもいいかもしれません。
二次性多汗症とは？
多汗症の分類として 最後に挙げられるのは「二次性多汗症」です。
前述した２つの多汗症は いわば原因不明（ストレス、悩み、体調不良など）なことが多い原発性な多汗症なのですが「二次性多汗症」は ある病気を患っていて 通常よりも汗をかいてしまうことを指します。
原因の多くは パセドー病と呼ばれる甲状腺機能亢進症や 糖尿病、末端肥大症、急性リウマチなどがあたるようです。
特にバセドー病は 交感神経が圧迫されることで神経が刺激され ある一部分だけに汗が増えたり、慢性的な動機や体重の減少などの症状が現れますので 病院で詳しい検査をする必要があります。
僕は 自身の症状から バセドー病を疑い血液検査をしましたけど 結果は精神的なものからの多汗症と診断されました。
多汗症の種類 まとめ
今回は 多汗症の種類を調べてみましたが いかがだったでしょうか。
僕自身の症状は「精神的多汗症」に加え「味覚性多汗症」も該当していました。
他の病気に起因される「二次性多汗症」の場合は まず血液検査や 定期的な健康診断を行い詳しい検査を早めにしてくださいね。
このブログでは 主に「精神的多汗症」で、僕と同じように苦しんでいる皆さんと同じ立場で 改善する方法や治療方法を共有できたらと思っております。
まずは 自分の多汗症の症状が 精神的なものなのか、他の病気からくるものかを調べてみることから始めてみましょう。
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